シェアハウスヘルシー通信vol.44~コロナ自粛太りを改善したい女性へ~
挨拶 管理栄養士の猪坂!
こんにちは!シェアハウスオーナーで管理栄養士の猪坂です。
新型コロナウイルス拡大防止のために、外出や運動を自粛した結果、以前よりも太ってしまった…!とお悩みではありませんか?
消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多くなってしまうと、余分な栄養は脂肪となり体内に蓄積されてしまいます。
夏になり肌の露出が増える前に少しでも体重を元に戻したい!
そんなとき、脂肪燃焼に役立つ飲み物としておすすめなのが「コーヒー」です。コーヒーの脂肪燃焼効果について、詳しく解説しますね!
1. 脂肪蓄積は「消費エネルギー<摂取エネルギー」の状態
私たちは身体を動かしたり肌や髪、爪を作るために栄養が必要となります。
そのために毎日食事をするわけですが、必要以上の栄養を摂取してしまうと、余った分は脂肪となりお腹などに脂肪として蓄積されてしまいます。
2. コーヒーに含まれる「カフェイン」は脂肪燃焼に有効
コーヒーと言えば、その成分として「カフェイン」を思い浮かべる方が多いと思います。
カフェインには、体内でアドレナリン分泌を高める効果があります。
アドレナリンは心拍数を増やす働きがあり、その分代謝が高まると言われています。実際に、コーヒー約3杯で、基礎代謝が12%上昇したという研究も発表されています。[*1]
ただしカフェインは摂り過ぎると中枢神経に悪影響を及ぼします。サプリメントなどで大量に摂り過ぎた結果、カフェイン中毒となり死亡してしまった例もありますので、摂り過ぎには注意しましょう。1日2~3杯以内を目安に楽しむのがおすすめです。
また、妊娠している女性が高濃度のカフェインを摂取した場合には、胎児の発育を阻害され、赤ちゃんが低体重になる可能性があるという報告もあります。妊娠している可能性がある場合は、カフェインの摂取は控え、担当の医師に相談してみてください。
3. ノンカフェインのコーヒーでもOK?
カフェインに代謝を高める効果があるとお伝えしましたが、実はノンカフェインのコーヒーでもその効果は期待できるようです。
最近のイギリスの研究で、コーヒー摂取量と体脂肪率、お腹の脂肪の関係について解析した結果、1日2~3杯のコーヒーを飲む女性は、ほとんど飲まない女性に比べて、体脂肪やお腹の脂肪が少ない傾向があるということがわかりました。[*2]
コーヒーに含まれる、カフェイン以外の何らかの機能性成分が効果的に働いている可能性がありますが、詳しいことはいまのところ解明されていないようです。今後の研究が楽しみですね。
4.まとめ
コーヒーの脂肪燃焼効果について解説いたしました。
ダイエットで大切なのは、余分に食べすぎないことと適度な運動を行うことですが、コーヒーのように脂肪燃焼効果のある飲み物をとり入れることも有効です。
ただし、お砂糖や牛乳をたくさん入れると余分なカロリーの摂取につながってしまいますので、ブラックで飲むようにしてみてくださいね。また、お菓子などをたくさん食べてコーヒーを飲めばOKというわけではないので、あくまで補助的なものとして考えると良いですよ。脂肪燃焼に役立つコーヒーを上手にとりいれて、効率的にダイエットを進めていきましょう!
(参考)
[*1] https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7369170/
[*2] https://dx.doi.org/10.1093/jn/nxaa121
~この記事を書いた人~
管理栄養士 猪坂みなみ
LINEで気軽に取り組めるパーソナルダイエットプログラム「ダイエットナビ」の運営 や、
ヘルスケア・健康・予防医療の領域でビジネスを行う法人向けのコンサルタント、
サービスアドバイザーとして活動中
HP : http://diet.love–life.net/
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